絵を描く時に使っている人が多い液タブ。

最近は安い物から高性能な物まで様々な製品がありますが、ではどれを選べばいいのでしょうか。

ここでは、液タブを選ぶ時の判断の基準となる項目を分かりやすく解説し、数ある製品の中でも、最もおすすめできるワコムの製品をタイプ別にご紹介します。

具体的なおすすめ液タブ製品や選び方については、こちらの「私がおすすめする液晶ペンタブレット(液タブ)ベスト8ランキング」が参考になります。

液タブでおさえておきたい知識

サイズ

液タブには、13~32インチまで色々なサイズの製品があるのですが、どれを選べばいいのでしょうか。

基本的には、パソコンのモニターと同じサイズの液タブを使うと、液タブの絵とパソコンの画面の表示のバランスがとれ、描きやすくなります。

液タブは、紙とペンで絵を描く事に近いので、紙とペンの作業になれている人には使いやすい、と言われています。

そのため、パソコンに表示する画面と同じ大きさの液タブを使えば、違和感なく使う事ができるでしょう。

また、ウィンドウズ搭載の液タブは、パソコンがなくてもそれ単体で使用する事ができますので、液タブ単体での用途を考えている方は、選択肢のひとつに入れておきましょう。

色域

色の再現できる範囲の事を色域といいます。

色彩の%が高いほど、幅広い色合いを表現できます。

製品によって色域は異なりますが、最近の製品では、70%~99%の物が多いです。

作品の色合いにこだわりのある方は、色域の広い液タブを選びましょう。

筆圧感知レベル

筆圧感知レベルとは、画面上にペンで描く時の力加減を認識する機能の事です。

低いものだと筆圧感知レベル256という物もありますが、ワコムの製品は全般的に筆圧感知レベルが高く、低い物でも4096、基本的には8192段階の筆圧感知レベルを備えています。

筆圧感知のレベルが256もあれば十分かと思う方もいるかもしれませんが、実際には、4096や8192段階の製品の方が、はるかに繊細な描写をする事ができ、描いてみればその違いを体感する事ができます。

そのような意味からでも、高い筆圧感知レベルを備えたワコムの製品は、良い環境で作業したい方におすすめできる性能をもっています。

おすすめできるワコムの液タブ6選

上記のような液タブの性能を考えた時、ワコムの製品は、幅広い用途におすすめできる優れた製品となっています。

ここでは、ワコムの製品の中でも、優れた機能を備えた製品を種類ごとに紹介していきますので、購入する際の参考にしてみてください。

記載する評価項目

  1. 解像度 画面のきれいさ
  2. 筆圧感知レベル 力加減の反応性
  3. 色域 表示できる色の範囲
  4. サイズ 画面のサイズ
  5. 重さ 重量
  6. 値段 公式サイトの値段。

    2020年1月25日現在

  7. 評価 Amazonでの使用者の評価。

    ()内は、評価者数を表す

Wacom One 13

  1. 解像度 1920×1080
  2. 筆圧感知レベル 4096
  3. 色域 72%
  4. サイズ 13.3インチ
  5. 重さ 1.0キロ
  6. 値段 4万2900円
  7. 評価 3.4(7)

イラスト製作、アニメーション制作、資料への書き込み、アイディアメモなどの用途に適した製品です。

ワコムの液タブの中では最も安い製品であり、気軽に絵を描きたい人におすすめです。

携帯のアンドロイド端末に接続する事ができるので、携帯で撮った写真を加工したりする事もでき、比較的簡単な作業を行いたい方におすすめしたい製品です。

Wacom MobileStudio Pro 13

  1. 解像度 2560×1440
  2. 筆圧感知レベル 8192
  3. 色域 85%
  4. サイズ 13.3インチ
  5. 重さ 1.4キロ
  6. ウィンドウズ10搭載
  7. 値段 22万8800円~
  8. 評価 なし(0)

書き心地の良さを追求した高性能タイプの液タブです。

イラスト、アニメーション、動画、パソコンを用いて設計ができるCADなど、幅広い用途に対応しています。

見慣れたウィンドウズ10の画面が表示されるので、そこから様々なソフトを利用する事ができますし、そのままパソコンとして使う事もできます。

通常の液タブのようにパソコンと接続する必要がなく、液タブ単体で使用する事ができる点もメリットのひとつです。

高性能な液タブは、サイズも大きく持ち運びのできない物も多いのですが、この液タブは13インチで重量もそこまで重くないため、ある程度の携帯性を備えている点が特徴。

大きな液タブでは携帯性は失われてしまうので、液タブを頻繁に移動させたり、液タブを持ち運びたいという方には、最適な製品となっています。

Wacom Cintiq 16

  1. 解像度 1920×1080
  2. 筆圧感知レベル 8192
  3. 色域 72~96%
  4. サイズ 15.6インチ
  5. 重さ 1.9キロ
  6. 値段 7万4580円
  7. 評価 4.2(194)

初心者や中級者におすすめしたい液タブです。

ワコムの製品の中では、値段的にも性能的にも最も人気のある製品であり、実際の使用者の評価も安定していて、多くの人が使っている液タブです。

特徴的な形のペンは、使いやすさを考えてデザインされた優れた性能を持っており、値段的にも手を出しやすいので、標準的な機能があればそれで十分だ、という方におすすめできる製品です。

Wacom MobileStudio Pro 16

  1. 解像度 3840×2160
  2. 筆圧感知レベル 8192
  3. 色域 90%
  4. サイズ 15.6インチ
  5. 重さ 2.1キロ
  6. ウィンドウズ10搭載
  7. 値段 41万8000円
  8. 評価 4.5(2)

値段は高いですが、イラスト、アニメーション、動画、CADなど複雑な処理も余裕を持ってこなしたいという方に最適な製品です。

ウィンドウズ10を搭載しているので、使い慣れた環境で作業する事ができますし、パソコンとして使用することもできる便利な製品です。

画面のサイドには、ファンクションキーとタッチホイールがついていて、画面の拡大や縮小など、作業を効率よく行う事ができる機能が搭載されています。

値段も高いですので、初心者がいきなり購入するには敷居が高いのですが、プロが優れた制作環境を実現できる液タブを探している場合や、ウィンドウズの画面環境で作業したい場合には、この製品がおすすめです。

Wacom Cintiq Pro 24

  1. 解像度 3840×2160
  2. 筆圧感知レベル 8192
  3. 色域 99%
  4. サイズ 23.6インチ
  5. 重さ 7.2キロ
  6. 値段 26万1800円
  7. 評価 4.0(22)

絵を描く事を職業にしている人など、精度の高い操作性を求めている方におすすめしたい製品です。

値段も高い分完成度も高く作られており、紙に書いているかのような自然な書き心地を実現しています。

サイズが他の製品より大きいですが、画面が大きい分、製作した作品をイメージ通りに作成する事ができますし、作業しやすい点でも優れています。

解像度は4K画質の3840×2160あるので、細かい所まできれいに描く事ができますし、全体的な性能が高いので、あらゆる用途に使用する事ができます。

作業を効率化するファンクションキーもついており、デザイン性も高いので、機能だけでなく見た目を重視する方にも、おすすめできる製品です。

Wacom Cintiq Pro 32

  1. 解像度 3840×2160
  2. 筆圧感知レベル 8192
  3. 色域 98%
  4. サイズ 31.5インチ
  5. 重さ 13キロ
  6. 値段 40万4800円
  7. 評価 3.6(4)

大きな作品を描く場合、小さな画面では全体が入らなくて作業がしにくくなってしまう事があります。

その点この製品は、32インチの画面サイズがあるので、原寸大の大きさを表示し、快適な環境で作業する事ができます。

画面が大きいので、資料を表示させながら絵を描いたり、複数のソフトを使用しながら作業する事もできます。

製品としても性能が高く、細かい所まで作り込まれた認識機能により、紙に書いているかのような感覚で作業する事ができますし、4K解像度なので細かい所まできれいです。

画面が大きいので、大きな作業スペースが必要になる点が難点ですが、大きな作品を製作している方や、複数ソフトを並列して表示させたい方などにおすすめしたい製品です。

まとめ

このように、ワコムの製品は、大変完成度の高いおすすめできる製品となっています。

ワコムの製品の品質の高さには一定の評価がありますので、液タブを買う時に迷った時は、ワコムの製品を買っておけば間違いはないでしょう。

自分の用途や予算に合わせて液タブを購入し、快適な作業環境を手に入れましょう。